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SNSプロフィール画像セットをClaude Designで統一した話

NANAKAZOKUのSNSアカウントを全プラットフォームでリブランディングしたとき、「プロフィール画像セットをClaude Designで作れないか」と試みた。結果として、3時間かからずに全プラットフォーム対応の画像セットが揃った。ただし途中でハマった罠もあったので、正直に書く。

用意したのは以下の6種類:

  • プロフィールアイコン(正方形 400×400px)× 全プラットフォーム共通
  • X(Twitter)カバー画像(1500×500px)
  • LinkedIn背景バナー(1584×396px)
  • Instagramハイライトカバー(1080×1920px)
  • Instagramプロフィールグリッド用タイトル画像(1080×1080px)
  • Note記事ヘッダー(1280×670px)

最初にカラーとトーンを定義した

Section titled “最初にカラーとトーンを定義した”

これが一番効いた。最初に「今日作るものはすべてこれで統一」と宣言するプロンプトを用意した。

# ブランド定義
- ブランドカラー:メインが #1A1A2E(ダークネイビー)、アクセントが #E94560(コーラルレッド)
- フォント雰囲気:モダン・幾何学的・サンセリフ
- トーン:テック感があるが冷たくない。ちょっとアジアっぽい
- テキスト:NANAKAZOKU(英語)と七家族AI(日本語)の両方使う
これを使って以降のデザインをすべて統一してください。

このコンテキストを最初に渡しておくと、後続のリクエストで毎回ブランド設定を書き直さなくて済む。これだけで作業時間が半分になった。

プロンプト: AIへの指示文。Claude Designでは自然言語でデザインを指示する。

ハマった罠:アスペクト比の問題

Section titled “ハマった罠:アスペクト比の問題”

最大の失敗がLinkedIn背景バナー。

1500×500pxで作ったX用カバーをそのままLinkedInに使おうとした。実際にアップロードしてみたらプロフィールアイコンが画像の中心にかかって、肝心なロゴが隠れた。

原因はLinkedInはプロフィールアイコンが左下に被さるので、右寄りにデザインしないといけない。Xはアイコンが左側に出るのでレイアウトが逆。

知っていれば当たり前だが、「カバー画像の左1/3はアイコンに隠れる前提でデザインして」とプロンプトに入れないと、Claude Designは教えてくれない。最終的なプロンプトはこうなった:

LinkedIn用背景バナー、1584×396px。
左端から約400pxはプロフィールアイコンに重なるため、重要なテキストやロゴは右側60%に配置。
ブランド定義に従ったデザイン。シンプルでテック感のある背景パターンを入れて。
Claude Design: Anthropic Labsが開発したAIビジュアルデザインツール。テキストプロンプトからUI・スライド・マーケ資料などを生成する。

Instagramハイライトカバーは別の難しさがある

Section titled “Instagramハイライトカバーは別の難しさがある”

ハイライトカバーは1080×1920pxで縦長だが、Instagramでは円形にトリミングされて中央部分しか見えない

これを知らずに横長テキストを入れると全部切れる。正しいプロンプト:

Instagramハイライトカバー、1080×1920px。
重要な要素は中央の円形エリア(直径約600px)に収める。
ハイライトカテゴリ:「お知らせ」「製品」「採用」「会社紹介」の4種類を、
アイコン+テキストで統一デザインで4枚作成。

4枚セットでリクエストできるのはClaude Designの強みだった。

カラー継承は精度が高かった。一度ブランド定義を渡すと、6種類の画像でほぼ同じ色を使い続けてくれた。Canvaで手動でやっていた頃はカラーコードを毎回コピペしていたので、これは正直ありがたい。

微調整の反応速度も速い。「アイコンをもう少し大きく」「テキストを左に寄せて」といった修正指示に即座に反応する。デザイナーに依頼していたときは修正ごとに翌日になっていたのが、1〜2分で終わるようになった。

Canva: ノンデザイナー向けのグラフィックデザインツール。Claude Designのエクスポート先の一つ。
作業時間
ブランド定義プロンプト作成15分
6種類の初稿生成30分
修正・調整(アスペクト比含む)60分
各プラットフォームへのアップロード確認20分
合計約2時間

以前デザイナーに外注したときは2週間・15万円かかった作業が、これで済むとは思っていなかった。

完璧ではない。写真を使ったリアルな人物画像は苦手で、NANAKAZOKUメンバーの写真を加工したプロフィール画像は断念した。また、特定のロゴ(SVGでアップロードが必要なもの)の正確な再現も難しい。

そういうケースは結局Figmaでやった。Claude Designはゼロからテキスト+グラフィックでSNS画像を量産するのには向いている。写真合成や精緻なロゴ扱いはまだ人間の手が必要。

Figma: デザイナーが多く使うUIデザインツール。Claude Designの主要な比較対象。

作成日:2026年8月6日

更新日:2026年8月6日