ブランドカラーと違う色が出続ける——原因と対処法
やってしまいがちな指定方法
Section titled “やってしまいがちな指定方法”最初、こんなふうに書いていた。
コーポレートカラーの青で作って当然ズレる。「青」の解釈はClaude Designに委ねられるので、毎回微妙に違う色が出てくる。次にHEXコードを使ったら改善したが、それでも完全には一致しなかった。
メインカラー: #1E3A8A で統一してくださいこれで大体あっているんだが、影や補色の部分で勝手に調整が入る。
※Claude Design: Anthropic Labsが開発したAIビジュアルデザインツール。テキストプロンプトからUI・スライド・マーケ資料などを生成する。
Claude Designは「見た目のバランス」を優先する。指定した色が「重すぎる」「コントラストが低すぎる」と判断すると、自動的に近似色に置き換える仕様になっている。
最初は「バグだ」と思ってサポートに問い合わせたが、仕様だと返ってきた。これを知らずに「また違う色が出た」と無駄に試行錯誤を繰り返していた時期が1ヶ月ほどあった。
効いた対処法
Section titled “効いた対処法”1. RGBも一緒に渡す
メインカラー: #1E3A8A (rgb: 30, 58, 138) — 絶対にこの値を使用することHEXだけより格段に精度が上がった。なぜかは分からないが、経験上これが一番効く。
2. 「カラーを変えるな」と明示する
指定したカラーコードは変更しないこと。視認性の問題があると判断した場合も、色は変えずに他の要素(サイズ・余白・背景)で調整すること。この一文を冒頭に入れるだけで、勝手な色変換がほぼなくなった。
3. スタイルガイドとして最初に渡す
毎回プロンプトに色を書くのではなく、セッション冒頭でブランドカラー定義として渡す形式が安定する。
## ブランドカラー定義(変更禁止)Primary: #1E3A8ASecondary: #60A5FAAccent: #F59E0BBackground: #FFFFFFText: #1F2937これ以降のすべてのリクエストにこの定義が効くので、毎回書く手間も省ける。
※プロンプト: AIへの指示文。Claude Designでは自然言語でデザインを指示する。
まだ残っている問題
Section titled “まだ残っている問題”グラデーションの指定は、まだ不安定。「#1E3A8Aから#60A5FAへのグラデーション」と書いても、向きや比率が毎回変わる。これは今のところ解決策が見つかっていない。
現状の妥協策は「グラデーションはFigmaで後乗せする」。完璧を求めるなら、単色で生成してエクスポート後に手で調整するのが現実的だと思う。
※Figma: デザイナーが多く使うUIデザインツール。Claude Designの主要な比較対象。
作成日:2026年8月12日
更新日:2026年8月12日