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営業職向けガイド|提案書・製品シートをClaude Designで量産する

営業職にとって「デザイン」は永遠の悩みだった。

センスのあるPPTを作りたい、でもデザイナーに頼む時間がない、Canvaで頑張っても「素人感」が出る。Claude Designを使い始めて3ヶ月、正直に言う。営業資料の生産性は確実に上がった。でも罠もあった。

Claude Designとの相性が良かった順に並べる。

相性○(使える)

  • 製品ワンペーパー(A4 1枚の製品紹介シート)
  • 提案書の表紙・目次スライド
  • 比較表スライド(自社 vs 競合)
  • お客様向け事例サマリー

相性△(使えるが調整が要る)

  • フルの提案書(10〜20枚):一気に生成するとレイアウトが途中でブレる
  • 数字グラフ入りの資料:グラフ自体は作れないので別途Excel→画像で入れる必要あり
Claude Design: Anthropic Labsが開発したAIビジュアルデザインツール。テキストプロンプトからUI・スライド・マーケ資料などを生成する。

製品ワンペーパーはこれで9割決まった。

SaaS製品「TaskFlow」のB2B向け製品紹介シートを作ってください。
【仕様】
- A4横向き、1ページ
- ターゲット:中小企業の経営者・管理職
- 訴求ポイント:導入3ヶ月で工数30%削減の実績
- カラー:ネイビー (#1A2B4A) とホワイト基調
- フォント:日本語は読みやすいゴシック体
- 左上にロゴ配置、右下に問い合わせCTA
【含める要素】
1. キャッチコピー(大きく)
2. 3つの主要機能(アイコン付きで横並び)
3. 導入実績の数字(30%削減)
4. 会社情報・連絡先

ここが大事:「A4横向き」「1ページ」と明示する。言わないと変なサイズで出てきた。

プロンプト: AIへの指示文。Claude Designでは自然言語でデザインを指示する。CTA: Call To Action(行動喚起)。ボタンやリンクでユーザーに次の行動を促す要素。

罠1:「提案書を作って」だけでは何も決まらない

最初のころ「〇〇社向け提案書を作って」と投げたら、それっぽいけど中身が空っぽのテンプレが出てきた。製品名・ターゲット・数字・差別化ポイントを全部書かないと、AIは「それっぽい見た目」しか作れない。

罠2:ロゴは自分で入れる前提で考える

「ロゴを左上に配置して」と言っても、当然ながら自社ロゴのデータは持っていない。生成されたデザインにロゴのプレースホルダーが入るだけ。最終的にはPowerPointかFigmaに書き出して、手動でロゴを置く必要がある。

罠3:お客様の名前を変えるたびに全部やり直し

「○○株式会社御中」の資料を作ったあと、別の会社向けに変えようとするとき、最初から作り直しになりがちだった。解決策:会社名・担当者名・固有情報を[会社名]のような変数で作っておき、最後に一括置換する。

Figma: デザイナーが多く使うUIデザインツール。Claude Designの主要な比較対象。

1日の中でClaude Designを使うのは「商談前の30分」が一番多い。

【商談前ルーティン】
前日夜:提案書の構成をClaudeチャットで整理
当日朝:Claude Designで表紙+目次スライド生成(15分)
商談後:フィードバックをメモ → 次回改善

毎回ゼロから作らないのがコツ。一度「当たり」プロンプトが出来たら、それをメモ帳に保存して使い回す。プロンプトテンプレートの作り方も参考に。

デザイナーに頼むより速いのか

Section titled “デザイナーに頼むより速いのか”

結論:「そこそこのクオリティを今すぐ」なら圧勝、「完璧なブランド統一」なら厳しい。

社内のデザイナーに依頼すると最低でも2〜3日かかる。Claude Designなら30分で「打ち合わせに出せるレベル」が出来る。商談の数が多い営業職には、このスピードが効く。

一方で、大型案件や公式カタログのような「ブランドの一貫性が絶対必要」な資料は、デザイナーと組むほうがいい。Claude Designはあくまでも「速度重視・現場資料」に使うと割り切るのが正解だった。

作成日:2026年6月13日

更新日:2026年6月13日