「なんか違う」をプロンプトに変える技術
Claude Designあるある:惜しいのに言葉が出ない
Section titled “Claude Designあるある:惜しいのに言葉が出ない”最初の生成が「なんか違う」と感じたとき、何と入力すればいいか詰まったことはないか。「もう少しプロっぽく」「雰囲気が重い」「全体的に微妙」——こういう感想をそのまま打ち込んでも、だいたい期待外れの修正が返ってくる。
うちも最初これで何往復も無駄にした。試行錯誤した結果、「なんか違う」を言語化するコツが見えてきた。
※Claude Design: Anthropic Labsが開発したAIビジュアルデザインツール。テキストプロンプトからUI・スライド・マーケ資料などを生成する。
「違う」を4軸で特定する
Section titled “「違う」を4軸で特定する”まず、自分が感じている「違う」が何なのかを分類する。大体4種類に絞れる。
- 色・明度 — 全体が暗い、色が派手すぎる、コントラストが弱い
- レイアウト・余白 — 要素が詰まりすぎ、バランスが左右に偏っている
- フォント・テキスト — タイトルが小さい、フォントが硬すぎる、行間が狭い
- ムード・雰囲気 — カジュアルすぎる、高級感がない、古臭い
この4軸で「どこが違うか」を特定するだけで、プロンプトが格段に具体的になる。感想ではなく診断をする、という感覚だ。
※プロンプト: AIへの指示文。Claude Designでは自然言語でデザインを指示する。
実際に効いたプロンプトの型
Section titled “実際に効いたプロンプトの型”色を修正する場合:
背景色を#F8F8F6のオフホワイトに変更し、アクセントカラーを現在より彩度を30%下げたトーンにしてくださいムードを変えたい場合:
現在のデザインは少しカジュアルな印象です。外資系コンサルのウェブサイトのように、シャープで知的な雰囲気に寄せてください。フォントウェイトを上げ、余白を広く取ってくださいなぜ「なんか違う」をそのまま送ると失敗するか。Claude Designは曖昧な指示に対して自分なりの解釈で変えてくる。その解釈があなたのイメージと一致する保証はない。「良い方向に」ではなく「この方向に」と指定するのが肝心だ。
逆指定が意外と効く
Section titled “逆指定が意外と効く”「〜にしてほしい」より「〜はやめてほしい」の方が通りやすいケースがある。
ネオンカラーや過度なグラデーションは使わないでください。洗練されたミニマルなデザインにしてください避けてほしいことを明示する「逆指定」は、方向の迷走を防ぐのに効く。特にムードや雰囲気の修正でよく使う。
NANAKAZOKUがやっていること
Section titled “NANAKAZOKUがやっていること”うちでは「フィードバック下書き」という習慣を作った。デザインを見てまず思ったことをメモする——「左側が詰まって見える」「テキストカラーが柔らかすぎる」など。それを4軸で分類してからプロンプトに変換する。
この一手間を入れるようになって、修正が1〜2回で決まるケースが増えた。「なんか違う」を3回ループするより、1回正確に伝える方が圧倒的に早い。
最悪だったのは「もう少し良くして」と入力し続けて5往復、最終的に最初の生成より悪くなったときだ。あの時間を返してほしい。
作成日:2026年7月13日
更新日:2026年7月13日