Claude Design vs Framer——どちらを選ぶべきか正直に書く
Framerを使っていてClaude Designが気になっている人、あるいはその逆の人に向けて書く。両方を業務で使っている立場から、正直な比較をまとめた。
そもそもFramerとは
Section titled “そもそもFramerとは”Framerはノーコードのウェブサイトビルダーで、特にランディングページとポートフォリオサイトの制作に強い。アニメーション表現が得意で、デザイナーが「自分でコードを書かずにリッチなサイトを作りたい」ときの定番ツールになっている。
Claude Designとは出発点が違う。Framerは「ウェブサイトとして公開する」ことがゴール。Claude Designは「デザイン素材を作る・プロトタイプを出力する」ことが中心だ。
実際に使い分けてみた結果
Section titled “実際に使い分けてみた結果”NANAKAZOKUでは両方を試した結果、こんな使い分けになった:
Claude Designを選ぶ場面
- とにかく速くビジュアルの方向性を決めたい
- バナー・SNS素材・スライドなど「ウェブ以外」のデザインも必要
- プロンプトで「こういうトーンで」と伝えるだけで複数案を出してほしい
- エンジニアに渡すためのデザイン仕様書が欲しい
Framerを選ぶ場面
- ランディングページをそのまま公開したい
- スクロールアニメーションなど動きにこだわりたい
- CMSと連携して記事を管理したい
- デザインと公開を一気通貫でやりたい
Claude Designが意外と強かった点
Section titled “Claude Designが意外と強かった点”最初は「LP作るならFramerでしょ」と思っていた。ところが使ってみると、ファーストビューのデザイン探索はClaude Designのほうが圧倒的に速かった。
Framerはテンプレートを選んでカスタマイズする流れなので、どうしてもテンプレートの枠を超えにくい。Claude Designはプロンプトで「深夜の渋谷をイメージした暗めのトーン、フォントはゴシック系、ファーストビューはテキスト主体」と伝えれば、それに近い案が3〜5個出てくる。
「何を作りたいか言語化できているが、形にする時間がない」状況ではClaude Designが強い。
Framerが圧倒的に勝つ場面
Section titled “Framerが圧倒的に勝つ場面”実際に公開するウェブサイトを作るなら今のところFramerに軍配が上がる。
Claude Designは静的なビジュアル出力が中心で、「このデザインをそのままウェブに公開」という動線がまだ弱い。Claude Codeと組み合わせれば実装はできるが、Framerのように「デザインしたらそのままデプロイ」とはいかない。
また、Framerのスクロールトリガーアニメーションや視差効果は現時点でClaude Designでは再現できない。動きを重視するブランドにはFramerのほうが向いている。
「両方使い」が正解かもしれない
Section titled “「両方使い」が正解かもしれない”最近のNANAKAZOKUの流れはこうだ:
- Claude Designでデザインの方向性を3案出す(30分)
- クライアントと確認してOKが出た1案をベースにFramerで実装(2〜3時間)
- 細部のビジュアル素材(バナー・OGP画像)はClaude Designで追加生成
Claude Designを「アイデア出しと素材生成」、Framerを「公開用の仕上げ」として使い分けると、お互いの弱点を補える。
罠だったこと
Section titled “罠だったこと”Claude Designで作ったデザインをFramerに持ち込もうとしてはまった。FigmaファイルとしてエクスポートしてからFramerにインポートするルートを試したが、フォントやレイアウトが崩れることが多かった。
今は「Claude Designのアウトプットはあくまで参考」として扱い、Framerでは0から組み直す前提にしている。自動変換に期待しすぎると時間を溶かす。
| 観点 | Claude Design | Framer |
|---|---|---|
| デザイン探索の速さ | ◎ | △ |
| そのまま公開できる | △ | ◎ |
| アニメーション表現 | △ | ◎ |
| 非ウェブ素材の生成 | ◎ | ✗ |
| 価格 | Claudeプランに含む | 有料(月額$15〜) |
「どちらか一方」ではなく「どちらをどの場面で」という問いで考えると、両方に居場所がある。LP制作のスピードを上げたいなら、Claude Design→Framerの流れを一度試してみる価値はある。
作成日:2026年7月20日
更新日:2026年7月20日