シャドウ・立体感・奥行きをClaude Designで正確に指定するコツ
Claude Designでカード型UIやボタンを作ると、毎回「なんか平面的」「のっぺりしてる」という出力になることがある。シャドウを指定しているつもりなのに、結果がぼんやりする。原因は、「影をつけて」だけでは情報量が少なすぎることだ。
「影をつけて」だけでは意図が伝わらない
Section titled “「影をつけて」だけでは意図が伝わらない”「シャドウを入れてください」という指示に対して、Claude Designが出してくる影は大体これだ:
- 全体にぼんやりとした薄いグレーの影
- 四方均等に広がる、方向感のない影
- コントラストが低すぎて見えない影
これは間違いではない。ただ、「シャドウ」という言葉が意味する範囲が広すぎる。Google Materialのelevationなのか、アナログ感のあるドロップシャドウなのか、内側に沈んだインナーシャドウなのか、Claude Designには分からない。
指定に含めるべき5つの要素
Section titled “指定に含めるべき5つの要素”具体的に伝えると一発で決まる。以下の5点を揃えると効果的だ。
- 方向:光源がどこにあるか(左上が最もよく使われる)
- オフセット:影がX軸・Y軸にどれだけずれているか(例:
x:0 y:4px) - ぼかし量:影のエッジがどれくらいぼける(例:
blur:8px) - 広がり:影全体のサイズ(例:
spread:0かspread:2px) - 色と不透明度:黒一色より実際の影に合わせる(例:
rgba(0,0,0,0.12))
カード要素に影をつけてください。光源は左上。影のオフセットはx:0、y:4px。ぼかし量は12px、広がりは0。色はblack、不透明度12%。Materialデザインのelevation 2くらいの軽さ感で。これで「あの感じ」に近いものが出る。
立体感を出すなら「二重シャドウ」を指定する
Section titled “立体感を出すなら「二重シャドウ」を指定する”単体のシャドウだと人工的に見える。実際の照明では、影は一種類ではなく「環境光による広いぼんやりとした影」と「直接光による小さく濃い影」が重なっている。
カード要素にリアルな立体感を出してください。シャドウを2つ重ねて指定してください:1. 大きい影:y:8px、blur:24px、opacity:8%(環境光)2. 小さい影:y:2px、blur:4px、opacity:16%(直接光)背景色は白、カードの地色も白で浮かせてください。これをやるだけで、一気に”作られた感”が消える。
インナーシャドウで「押し込まれた」感を出す
Section titled “インナーシャドウで「押し込まれた」感を出す”検索ボックス、入力フォーム、チェックされた状態のボタン——これらに「外に出た影」をつけると逆効果になる。内側に沈んでいる要素にはインナーシャドウが必要だ。
テキスト入力フィールドにインナーシャドウを指定してください。影はフィールドの内側上部に。y:-2px、blur:4px、opacity:10%の黒で。「押し込まれた窪み」の質感を出してください。Claude Designはinset shadowという指示を理解する。最初「内側の影」と書いたら外側に影が出て「違う!」となった。「インナーシャドウ」か「inset shadow」と明示する方が通る。
うまくいかないパターン——色つきシャドウ
Section titled “うまくいかないパターン——色つきシャドウ”ブランドカラーを使ったグロー系シャドウ(例:青いボタンに青い影)を試したことがある。
青いボタンの下に青いシャドウ(グロー)をつけてこれ、実際にやってみると9割ぼんやりした薄青になる。意図と全然違う出力だった。解決策は色コードの直接指定だ。
ボタン下部にグローシャドウを追加してください。影の色は#3B82F6(ブランドブルー)、opacity:40%、blur:16px、spread:0。ボタン自体の色と同系色の発光感を出してください。色コードと「発光感」という表現の組み合わせが効いた。
シャドウは「ある・なし」ではなく「どんな光源・どんな物理感」で指定するものだ。方向・オフセット・ぼかし・広がり・色と透明度を揃えると、Claude Designの出力精度が段違いに上がる。「なんか平面的」と感じたときは、まず光源の設定から始めてみてほしい。
作成日:2026年8月31日
更新日:2026年8月31日