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毎朝Claude Designで始まる——私の1日のワークフロー全公開

「実際にどう使ってるの?」とよく聞かれる。正直に全部書く。

8時台:その日必要なビジュアルを洗い出す

Section titled “8時台:その日必要なビジュアルを洗い出す”

朝イチにやるのは、Notionで当日の仕事リストを確認すること。その中で「今日何かデザインが必要か」だけを拾う。SNS投稿のバナー、打ち合わせ用のスライド叩き台、クライアントへの提案イメージ——これを全部メモして、Claude Designのタブを開く。

重要なのはまとめて依頼すること。最初は「必要になったら都度頼もう」と思っていたが、それだとコンテキストがリセットされて毎回ゼロから説明が必要になる。今は朝一番に「今日作るものリスト」を貼って、同じセッションで全部やりきる。

Claude Design: Anthropic Labsが開発したAIビジュアルデザインツール。テキストプロンプトからUI・スライド・マーケ資料などを生成する。

クライアント案件のビジュアル作業は午前中に集中させている。理由は単純で、頭が動くうちにプロンプトを書いた方がアウトプットの質が上がるから。

実際のプロンプトはこんな感じ:

SaaSスタートアップ向けの機能紹介スライド、3枚構成。
トーン:信頼感ありつつカジュアル。競合他社と差別化できる「速さ」が主軸。
色:ネイビー (#1a2e4a) とオレンジ (#f97316) を使う。
フォント指定なし、視認性優先で。
各スライドに1つのメッセージだけ置くこと。

ここで失敗するのは「色指定なし」「なんかいい感じで」という曖昧さ。やってみると毎回違う雰囲気が来て、方向修正に時間が取られる。最初から制約を多めに渡した方が、結果的に早い。

プロンプト: AIへの指示文。Claude Designでは自然言語でデザインを指示する。

「ここで詰まる」のが正直なところ

Section titled “「ここで詰まる」のが正直なところ”

テキストが微妙にずれる問題。日本語の長い見出しを入れると、改行位置が意図通りにならないことが週に2〜3回は起きる。このとき毎回やるのは「見出しを半分の長さに切って、サブコピーとして下に置いてほしい」と具体的に構造を変えること。

それでも直らない時は諦めてFigmaに持ち込む。Claude Designで70〜80%まで作って、残りは手で調整——この割り切りができるようになってから、ストレスが減った。

もう一つ詰まるのがアイコンのサイズ感。「小さめのアイコンを左上に」と言ってもサイズが安定しない。明示的に「20px相当、テキストと同じベースラインに揃える」と数値で書く必要がある。

Figma: デザイナーが多く使うUIデザインツール。Claude Designの主要な比較対象。

夕方:チェックとバリエーション出し

Section titled “夕方:チェックとバリエーション出し”

午後の作業でできた叩き台を、クライアントに送る前に夕方見直す。このタイミングでよくやるのがバリエーションの量産。「この配色のまま、レイアウトを縦書き版で出してほしい」「フォントだけ変えて3パターン」——一度スタイルが固まれば、バリエーション展開は速い。

これを朝から全部やろうとすると疲れる。バリエーション出しは頭をあまり使わない午後が向いている。自分の体力配分とツールの特性がようやく合ってきた感じがある。

正直、最初の1ヶ月はコスパを疑っていた。思ったより時間が取られるし、プロンプトを書くのも慣れるまでが大変だった。

変わったのはプロンプトの語彙が増えてきた頃から。「具体的な数値で制約を渡す」「構造とスタイルを分けて指示する」「詰まったら言い換えを試みる前に構造から変える」——この3つが身についてから、一回あたりの成功率が体感で倍になった。

毎朝使い続けることで、自分のプロンプトが蓄積される。それが一番の資産だと思っている。

作成日:2026年7月15日

更新日:2026年7月15日