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プロンプトテンプレートの作り方

テンプレートを作ろうと思ったきっかけ

Section titled “テンプレートを作ろうと思ったきっかけ”

正直に言うと、最初の1ヶ月はプロンプトを毎回ゼロから書いていた。「バナーを作って」「もうちょっと明るく」「ロゴをここに置いて」という繰り返し。結果として同じようなバナーを作るのに毎回15〜20分かかっていた。

転機は「先週のあのプロンプト、もう一回使いたいんだけど」と言われたとき。Notionを掘り起こしたら似たようなプロンプトが10個散らばっていて、どれが「あのプロンプト」か分からない状態に。

そこから、テンプレートを体系的に作るようになった。今は初回デザインまでが3〜5分で済むことが多い。

プロンプト: AIへの指示文。Claude Designでは自然言語でデザインを指示する。

色々試して分かったのは、「変数」と「固定部分」を明確に分けることが重要だということ。うまく機能するテンプレートには4つの要素がある:

  1. 用途・目的:何のためのデザインか
  2. ブランド制約:色、フォント、トーンなど変えない部分
  3. 変数プレースホルダー:今回だけ変わる部分({}で囲む)
  4. 出力仕様:サイズ、形式、バリエーション数

SNSバナー(InstagramとX兼用):

目的: {イベント名}のSNS告知バナー
サイズ: 1080×1080px(正方形)
ブランドカラー: #1A1A2E(ネイビー)、#E94560(アクセント赤)
フォント: 見出しは太め、本文はシンプルに
含める情報: {イベント名} / {日付} / {場所}
トーン: {カジュアル OR フォーマル}
バリエーション: 3案(明るめ・暗め・中間)

サービス紹介LP用ヒーロー画像:

目的: {サービス名}のLPヒーローセクション
サービスの一言説明: {一言説明}
ターゲット: {想定ユーザー像}
ブランドキーワード: {信頼感/革新的/親しみやすさ など3つまで}
使用できる配色: {カラーコードまたは色名}
テキスト配置: ヒーロー左・画像右(または指定)
避けること: {ストック写真っぽい合成感、など}

「避けること」欄、これを入れるようになってから生成物の質が上がった。ネガティブ指示は思った以上に効く。

LP: ランディングページの略。特定のCTAに向けて設計されたWebページ。

最初に作ったのは「なんでも入力できる万能テンプレート」だった。変数が10個以上あって、埋めるだけで10分かかる。本末転倒だった。

それと「ブランドカラーをいい感じに使って」という書き方は機能しない。「いい感じ」はAIにとって解釈の幅が広すぎて、毎回違う結果が出てくる。「背景に70%使い、アクセントに30%使う」くらい具体的に書く必要があった。

もう一つの失敗:テンプレートを更新せずに使い続けること。3ヶ月前に作ったテンプレートをそのまま使ったら、ブランドカラーが変わっていたことに気づかず30分無駄にした。テンプレートにも「最終更新日」を入れるべきだと学んだ。

現在NANAKAZOKUでは以下の方法で管理している:

  • Notionのデータベース:タグ(用途・カテゴリ)で検索できるようにする
  • 使用日時を記録:最後に使ったのがいつか分かると「古いテンプレート」の判断ができる
  • バージョン管理:v1、v2のように更新履歴を残す

もっとシンプルな方法として、Markdown形式でGitHubに入れてしまうのもアリ。変更履歴がgit logで確認できて、チームで共有もしやすい。

大事なのは「後でまた使いたくなったとき、すぐ探せること」。保存するまでではなく、再利用できるかどうかがテンプレートの価値を決める。

作成日:2026年6月11日

更新日:2026年6月11日